Saturday, May 27, 2006

R30のマーケティング戦略 僕らはオウム

■ R30 2006/03/14 11:49 言葉の磁場 http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2006/03/religion_28b9.html
 以前のエントリにも書いたことがあるが、93年にタイで出家していたことがある。その理由は、1つには高校時代のホームステイ先のホストマザーを喜ばせたいということだったが、もう1つはこちらのサイトで彼が書いているようなこととそっくりな理由だった。彼が91年、そして僕が93年だから、京都と東京という違いはあれど、あれはちょうどあの時代の共通な空気だったのかも知れない、と思う。僕はたまたまタイで出家ができた。彼はそれを日本でやりたいと考えた。違いはそれだけだったのだろう。
# 松永英明がオウム真理教信者であることをカミングアウトしたことを受けての発言。
# 「僕は彼とそれほど違わない」

■ 泉あい 2006/04/24 15:50 松永英明さんへインタビュー ① http://gripblog.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/__b8d1.html

4月14日金曜日午後、都内某所で、元オウム信者であったとカミングアウトされた、ブログ「絵文禄ことのは」の松永英明さんへ4時間に及ぶインタビューを行いました。インタビュアーは、私と、佐々木俊尚さん、R30さん、の3人です。


■ 泉あい 2006/04/24 17:00 松永英明さんへインタビュー ⑤ http://gripblog.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/__c076.html
R30 :「私はそうは言えません」というレベルにあるならば、逆に言うともう、これってアジアと日本の戦争責任問題と同じだぞと。日本人って実はアジア人からこういう風に見られてるんだぜ。それって俺たちがオウムってことなんだぜ。と言うしかないんだよね、そう思う。
# 日本人=オウム発言。

■ R30 2006/04/24 20:34:50 火中の栗拾いツアー企画 http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2006/04/kotonoha_06d0.html
お騒がせブロガーズによる悪夢のコラボ企画というか、何というか。
今回のインタビューを終えてみた僕自身の結論は、「松永氏は普通の日本人と同じぐらいにguilty」というものだった。理由を知りたい方はぜひインタビューを最後まで読んでください。ここでつまみ食いのように書くと誤解を受けそうなので。
# 多分誤解は少ない。「松永英明は、R30や泉あいと同じくらいにguilty」

この問題に簡単に結論を付けることなどできない。なぜならそれは、松永氏だけの問題でも、アーレフ信者と被害者との問題でもなく、おそらく日本人全員の問題だからだ。自分自身の過去の反省をうやむやにしてきた我々日本人自身が背負っている十字架を見ずにオウムを罵倒する人は、まさに自分を嘲っているのと同じである。
# 一度社会と切り離された者が再び社会に受け入れられるためには、対話による相互理解が不可欠である。
# 犯罪を犯した団体が再び社会に受け入れられるためには、再び犯罪を犯さないという約束が不可欠である。
# 過去どのような対話が行われ、また、どのような約束が交わされたのかを見ずにオウム信者と日本人を同一視する主張は、まさにオウムのプロパガンダと同じである。

■ 滝本弁護士 2006/05/02 http://sky.ap.teacup.com/takitaro/241.html
滝本資料21
オウム集団幹部らの2000年1月16日頃の会議内容
ー上祐提案の改革案
4 観察処分について。
・立入り検査を逆利用して、危険性なしのアッピールをする。
・職権濫用の告訴、国家賠償請求の前提として、証拠の保全に努める。
・大日本帝国に似ているとして、国民を味方につける。

■ 滝本弁護士 2006/05/13 「「日本国民」と「オウム信者」」 http://sky.ap.teacup.com/takitaro/245.html
ああ、それから、R30さん、
大日本帝国の場合とオウムの場合を一緒くたに話すのは、オウムの術中そのままです
1-大日本帝国では、女性は勿論、男性とてそう自由に選挙はできなかった、
2-大日本帝国では、政権に逆らえば、投獄されたり、殺された
3-国家の場合、そこから抜けることは経済的、文化的、過程のことからも事実上極めて困難
4-日本の場合、靖国神社への公式参拝をしているなど不十分なところもあるが、国家としては1995年の首相声明にあるとおりしっかり謝罪しており、条約締結の際にさまざまな形で補償をしており、さらに不十分なところについてさまざまに運動している人もしっかりいる。
5-日本国民は、単に日本国民なのであり、多くの人は「天皇陛下万歳」「大東亜共栄圏を作ろう!」などとの思想にもはやない。

1-オウムの場合、もともと勧誘されたが嵌らないでいた人もいた
2-オウムの場合、マインド・コントロール、洗脳があるとはいえ、それでも脱走した人も少なくなくいた、
3-オウムの場合、逃げる場所は実際上はあった
4-オウムの場合、まして1995.5.16の後は、容易に逃げられた、それからもう11年
5-しかも、その信者は未だ「麻原彰晃」に帰依している。

以上の違いはきわめて大きいものです
# 以上、R30と松永英明とのギャップは小さいが、世間とのギャップは大きい。

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